2013年04月01日

津波避難ビル

津波避難ビル.jpg


先日、竹富町で黒島に津波避難ビルを作ろうという計画が上がりました。

東日本災害の記憶がまだ残っていますが、この災害を忘れないうちにいずれ来るであろう大津波に対して津波避難ビルを作ろうというのです。

ここ先島地方では今までに500年に一度とも1000年に一度とも云われる頻度で大津波に襲われていたことが分かっています。
そのたびに大きな被害を受け最悪な状態では全島流されたなんて被害もあるくらいで、実は三陸地方と同じくらい大津波襲来地域だったのです。

有名なところでは240年前の明和の大津波ですが、その時の波の高さは約10メートルと推測されています。
この10メートルって数字は決して大きな数字ではなく500年前や2000年前の津波の方が大きかったといわれています。
明和の10メートル津波ですら被害者が9000人以上にものぼったというのにそれ以上大きいのが来たら…。

そんな悲劇を繰り返さないために標高の低い島に津波避難ビルを作ろうというのです。

石垣や西表は山があるのでいいのですが、隆起珊瑚で出来た島々は海抜が高い所で10〜15メートル位しかありません。
そうです、逃げるところが無いんです。
そこでそれらの海抜の低い島の中(竹富町内)で一番被害者の多かった黒島に津波避難ビルを建てようと計画がもちあがったのです。

黒島といえば、牛の島。ハートアイランド。などと言われ親しまれていますがもう一つの魅力にドーム状に広がる全天青空があります。
360度全天に広がる青空は黒島でしか体験できません。
他の島では多少なりとも建築物が視界に入るので360度とはならないんですね。
それが無くなってしまうのが残念ですが人の命には代えられません。
島の中央に高さ30メートル、250名収容できる避難ビルを作ろうというのが今回の計画なのです。
個人的な意見を言わせてもらえば「ついでに展望台も兼ねた作りにしちゃえよ〜」ってね。(普段は観光に役立つから)


ちなみに「サンゴ礁は天然の防波堤じゃないのか」という意見がありますが、研究者に言わせると過信するなってことらしいです。
条件によってはほとんど効果の無い場合もあるそうなので…。
沖縄県のサンゴ礁の場合、防波堤としての効果はそれほど高くないとか。
posted by にしやん at 19:00 | 沖縄 ☁ | Comment(6) | にしやん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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